今日、ホリエモンの愛称でお馴染みの、実業家堀江貴文さんの記事を読みました。
堀江さん曰く、成功している自営業社長はみんなある意味バカであるそうです。
儲かっている経営者、成功している経営者と聞くと、私たちはどうしても
その経営者は特別な才能があったり、頭が良かったりするのかなと思ってしまいます。
でも、実際のところは、才能や知識で成功しているのではなく、
リスクや失敗を恐れず何度でもチャレンジを仕掛けることができるから
結果成功することができる、ということでした。
確かに会社勤めをしていると、大学を卒業しているなどある程度頭がいい人が集まっていると思います。
特に大手企業で正社員となると、有名な大学を卒業している人が多いですね。
一般的に優秀といわれて、ある程度安定した生活を送ることができますが、
会社に縛られている分、リスクのある思い切ったチャレンジができないこともままあると思います。
それどころか、会社の中で上司の顔色を窺った行動をしたり、足の引っ張りあいをしたり
小手先の知恵しか働かせることができない人もいたりします。
集団生活をしていると、空気を読んだり、誰かの意見に従ったりすることはある程度必要になってきます。
しかし、成功している自営業社長などは周りの空気や意見なんか気にせず、
図々しいほどに自分が前に出ていく傾向にあるそうです。
堀江さんの記事の中で、
「中途半端に小利口なせいで、人生の楽しみが目に入らず、「会社にしか生きる場所がない」などと追いつめられるぐらいなら、バカになって、どんどんいろんなことにチャレンジしてみるべきだ。自分の好きなことをやる覚悟があればいい。協調性なんか無視して、やりたいことを好きなようにやっていく。それだけで十分だ。」
という文がありました。
堀江さん自身が、本当に大事なもののために他のことを遠慮なく捨てることができ、
自分の意志で自由に生きていくスタイルを取っているそうです。
会社勤めをしている人の凝り固まった価値観からいうと、そんなスタイルはバカにうつるのかもしれません。
それでも、堀江さんはそんなスタイルで生きづらさを感じることはないそうです。
日本には、いい大学を出ていい企業に就職して、周りの空気を読んで行動することが良いことだ、というような風潮があります。
学校でも、協調性の大切さなどを学びます。
でも、そうすることで「自分自身」が生きづらく楽しめないのなら、
バカになって、空気を読まず、自分を優先させることをもっと考えてあげる必要があるのかもしれません。
誰だってマイノリティになるのは勇気が必要だと思います。
それは今の社会が「個人」を優先することをよしとしないからです。
これからの時代には、「個人」を優先しても、マイノリティにはならないような、
もっと自由な社会になってほしいと切に願います。